キリスト教と言うと、一番大きなお祭りはクリスマス(降誕祭)と思われる方が多いでしょう。しかし、本来キリスト教の最大のお祭りはイースター(復活祭)なのです。そもそも、イエス・キリストが復活させられた日は聖書に記されているのですが、生まれた日は記されていないのです。しかもクリスマスはグレゴリオ歴で12月25日と決まっていますが、イースターはユダヤ歴で記されているので毎年ずれるのです。 12月25日はローマの冬至の日で、このお祭りの名残がクリスマスツリーとか、リースです。これらは真冬に春の緑を願って飾られたものでしょう。イースターはそもそもキリスト教の原点となる祭りなので、それ以前の名残のようなものはありません。イースター・エッグが知られていますが、これはイエスさまが墓を破って復活されたのに因んで、ひよ子が卵の殻を破って出てくることに重ねています。また、イースターという名前はゲルマンの春の祭りに由来します。聖書的には、旧約聖書のエジプト脱出とイエスさまの復活の時が重なるので「バスカ(過越し)」と言います。
それにしても、新緑の頃は枯れた大地に新たな緑が復活する新しい命のスタートです。新入園の子どもたち、進級した子どもたちが、これから英和で楽しく、生き生きと幼い心を豊かに育むことができますように、心からお祈りします。 (園長 長村亮介)